【BUTTERO】 履くほどに深まる味と価値

【BUTTERO】 履くほどに深まる味と価値

By 正田 健二 投稿日: / 最終更新日:

1974年に創業した、マウロ・サーニ氏による『BUTTERO』。
革製品を中心として、ブーツは特に有名な世界的ブランドですよね。

今回はそのブーツについてお伝えしていこうと思います。

さまざまななデザインや素材加工のものがありますが、今回は『B825』というサイドジップの表革のブーツをご紹介させて頂きますね。

次の写真のデザインになります。

B825 NERO / サイドジップブーツ 表革 ブラック ¥63,720 税込
B825 NERO / サイドジップブーツ 表革 ブラック    ¥62,640 税込
《上記2点の金額差は、発売時期の違いによるものです。ご了承ください》

サイドジップで脱ぎ履きもしやすいタイプですね。

まず、革のブーツと聞くと、まずイメージするのは革独特のツヤと香りでしょうか。
厳選された高品質な革の手入れをする。クリームを塗って磨く、馴染んで柔らかくなり、年月とともに色合いや味が出てくる。

大切に扱えば扱ったぶんだけ、ご自身の愛用品となるものですよね。

革製品独特の香りはちょっと苦手だという方もいらっしゃるとは思うのですが、『BUTTERO』は個人的には落ち着いたやわらかな匂いという印象があります。

アウトソールは修理交換も可能となっております。

早めのメンテナンスであれば比較的に安価で補修も容易となっており、オールソール交換になると時間も値段もある程度かかってしまいます。

大切に扱うことで費用も抑えられるので、「一生愛用する」という方もいらっしゃいます。

また、歩いた時に聞こえるコツコツという音も、響きが違いますね。
例えるなら、大きな音が鳴ったとしても耳障りに聞こえない良い音楽スピーカーのように、音の響きだけで心地よさを感じる人もいるのではないでしょうか。

「ブーツは長く履ける」と聞いても、ちょっと実感しにくいかとは思います。
ですが、gossipで10年以上『BUTTERO』を愛用している人もいるんです。

今の時期ですと、週に何度も・・・といった頻度で愛用しているブーツが、次の写真になります。

ガラリと印象が変わりましたね。
年季がはいっている感じはしますけれど、大きな痛みもなく大切にしている印象がうかがえます。

「シワの感じも気に入っている」という意見も聞けたこちらのブーツですが、10年以上という期間を考えれば、非常にキレイで、むしろ「深み」さえ感じます。

うっすらとした白い擦り傷等は、ケアによってほぼ分からなくなりますし、日頃のケア次第で、品質良く維持することも可能なんですね。

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先程ご紹介した愛用ブーツと、それに普段行っているケアをしたもの、そして新品状態の3種類の比較写真をご用意いたしましたので、ご覧ください。

新品には新品の良さがありますが、年数の経った風合いとの違いをみていただければと思います。

ケア前は栄養が少し足りていない状態だったので、光の反射がケア後に比べて強く感じます。

栄養を与えシットリとしたことで、薄いシワは消えましたね。
ブラッシングと磨きによって、つま先付近の小傷も消えています。
少々えぐれている部分はほぼそのままですが、気持ち目立たなくなりました。
最後のお写真のソールも交換修理することも可能です。

ケアすることで革の良さも維持できる。
そして馴染んでいくことで、履き心地もさらによくなっていく。

まだまだ魅力の詰まった『BUTTERO』のブーツですが、10年…20年…と考えた場合のコストパフォーマンスも素晴らしいですね。

『BUTTERO』はある程度長いスパンで履くことを意識して、選んでいただければと思います。

個人買いをしたスタッフはもちろん、購入を考えているスタッフも多い『BUTTERO』。
表革のサイドジップブーツをご紹介しましたが、サイドゴア、スウェード等もございますのでご覧ください。

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